CROSS REVIEW

#6 2021年10月31日

興行研究田中里奈+詩人/書評家河野聡子+書評家永田希

東京芸術劇場シアターオペラ「夕鶴」

ルスタム・カーツ「ソヴィエト・ファンタスチカの歴史」

日埜直彦「日本近現代建築の歴史」

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クロスレビューとは?

深く広く楽しみたい。けれどコンテンツの沼は深すぎ、ネットは広大で、どうしても自分の慣れ親しんだジャンルばかり楽しんでしまう。そんな人に様々なジャンルを紹介していくオンライン番組です。
毎月、専門の異なる3名のレビュアーが、分野の異なる3つのコンテンツを共有し、3人で語りつくします。
1年で36のコンテンツと様々なレベルのレビューを紹介。新たな作品や表現との出会いこそ、人生を変えていく。そう信じる皆さん是非ご鑑賞ください。

田中里奈(たなか・りな)
興行研究者、批評家。明治大学国際日本学研究科博士課程修了。博士(国際日本学)。2017年度オーストリア国立音楽大学音楽社会学研究所招聘研究員。2019年、International Federation for Theatre Research, Helsinki Prize受賞。2020年より明治大学国際日本学部助教。神奈川大学/慶應義塾大学非常勤講師。最新の論文は「ミュージカルの変異と生存戦略―『マリー・アントワネット』の興行史をめぐって―」(『演劇学論集』71、日本演劇学会)。
researchmap https://researchmap.jp/rhtanaka

河野聡子(こうの・さとこ)
詩人、書評家。ヴァーバル・アート・ユニットTOLTA代表。刊行詩集に『時計一族』(思潮社) 『やねとふね』(マイナビ出版)『地上で起きた出来事はぜんぶここからみている』(いぬのせなか座)。書評や論考、エッセイを文芸誌、新聞等に寄稿。実験音楽のユニット「実験音楽とシアターのためのアンサンブル」でも活動している。

永田希(ながた・のぞみ)
書評家・文筆家。『週刊金曜日』書評委員。『ダ・ヴィンチ』でブックウォッチャーの1人として毎号選書と書評を担当。『このマンガがすごい!』『図書新聞』『週刊読書人』などに執筆。時間銀行書店店主。 2020年、『積読こそが完全な読書術である』(イースト・プレス)刊行。2021年夏以降に『世界は「見えない箱」でできている』(仮)を集英社新書から刊行予定。
Twitter https://twitter.com/nnnnnnnnnnn

企画・司会 岸井大輔(きしい・だいすけ)
劇作家。1970年生。PLAYSandWORKS主宰。美学校講師、多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科非常勤講師。他ジャンルで行われた形式化を演劇でやるとどうなるかを考え試している。代表作「東京の条件」「始末をかく」「好きにやることの喜劇(コメディー)」現在ポストコンテンポラリーアート理論錬成中。
PLAYSandWORKS https://playsand.work/s/